
国連総会への我が国核軍縮決議案等の提出
平成21年10月16日
- 日本時間16日(金曜日)(米国時間15日)、我が国政府は、米国を含む多数の国々の支持を得て、第64回国連総会第一委員会に対し核軍縮決議案(「核兵器の全面的廃絶に向けた新たな決意」)を提出しました。
- 我が国は、1994年以来毎年、核軍縮決議案を国連総会に提出してきており、これまで国際社会の圧倒的多数の支持を得て採択されています。
- 本年は、最近の核軍縮・不拡散に向けた機運の高まりを背景に、「核兵器のない世界」に向けた決意を幅広い国連加盟国の間で共有することを目指しているほか、9月24日に開催された「核不拡散・核軍縮に関する安保理首脳会合」への言及や、核テロ防止の重要性への言及も盛り込んでいます。
- 我が国としては、この決議案が圧倒的多数の支持を得て採択されることを目指す考えです。この決議案の第一委員会における採択は10月27日(火曜日)以降、総会における採択は12月初旬の予定です。
- なお、我が国が毎年コロンビア、南アフリカと共に提出している小型武器決議案についても、同日、第一委員会に提出しました(本年は南アフリカが調整国)。