
ガイアナ共和国に対する無償資金協力「第二次コリバートン給水計画」に関する書簡の交換について
平成21年1月16日
- 日本国政府は、ガイアナ共和国の、「第二次コリバートン給水計画」(the
Project for Water Supply in Corriverton (Phase Ⅱ))を支援するため、同国政府に対し、総額8億6,700万円を限度とする無償資金協力を行うこととし、このための書簡の交換が1月16日(金曜日)、同国の首都ジョージタウンにおいて、我が方竹内清駐ガイアナ臨時代理大使(トリニダード・トバゴにて兼轄)と先方ジョン・アイザック対外貿易・国際協力省次官(Mr.
John Isaacs, Permanent Secretary of Ministry of Foreign Trade and International
Cooperation)との間で行われました。
- 本計画は、ガイアナ共和国政府が、同国北東部のコリバートン地区南部の給水事業の質的改善のため、関係施設の建設(水源井戸の改修、浄水場の建設、導水管の敷設等)を実施するための資金を供与するものです。
なお、第一次計画において、コリバートン地区北部の給水関係施設の建設を実施するための資金(総額6億5,100万円)を供与しています。
- 本計画により、対象地区の全住民(2015年予測2万1,600人)に対し、24時間給水が可能となるとともに、安全な水の供給により、伝染病感染率が低下することが期待されます。
(参考) ガイアナ共和国は、総人口が75万1,000人で、1人当たり国民所得は、1,300米ドル(2007年)です。