
「2000年の危険物質及び有害物質による汚染事件に係る準備、対応及び協力に関する議定書」への加入について
平成19年3月10日
- 3月9日(金曜日)、我が国政府は、「2000年の危険物質及び有害物質による汚染事件に係る準備、対応及び協力に関する議定書」への加入書を、ロンドンの国際海事機関(IMO)本部において、エフティミオス・ミトロポリス事務局長に寄託した。
- この議定書は、危険物質及び有害物質による海洋の汚染事故に対応するための国際協力体制の整備等を目的として、2000年3月15日に採択されたものである。
- 世界有数の海運国である我が国がこの議定書を締結することは、海洋環境の保全に資するとともに、この分野における国際協力を一層推進する見地からも有意義である。
- この議定書は、15以上の国が締結した日の後12箇月で効力を生ずることとされており、本年6月14日に効力を生ずることとなっている。なお、我が国についても同じ日に効力を生ずる予定。
(参考)
現在、我が国のほか、エクアドル、オランダ、スウェーデン、マルタ、ギリシャ、ポーランド、ウルグアイ、シンガポール、バヌアツ、エジプト、スペイン、シリア、オーストラリア、スロベニア及びポルトガルの15か国がこの議定書を締結している。