報道発表

ウルグアイのソリス劇場に対する一般文化無償資金協力について

平成19年1月30日
  1. 我が国政府は、ウルグアイ東方共和国政府に対し、「ソリス劇場音響及び視聴覚機材整備計画(the Project for the Improvement of Sound and Audio-Visual Equipment of Solis Theatre)」の実施に資することを目的として、3,560万円を限度とする額の一般文化無償資金協力を行うこととし、このための書簡の交換が1月30日(火曜日)(日本時間1月30日(火曜日))、モンテビデオにおいて、我が方久山慎一駐ウルグアイ東方共和国特命全権大使と先方レイナルド・ガルガノ外務大臣(Mr. Reinaldo Gargano, Minister of Foreign Affairs)との間で行われた。
  2. ソリス劇場は1856年に設立され、同国で最も古い歴史を有し、国家文化遺産に指定されている権威ある劇場であり、同国における文化活動促進に大きな役割を果たしている。
     同劇場は、これまでにも日本側との協力のもとで日本舞踊など日本文化紹介事業を行ってきている他、今後活動の更なる充実化を図っている。そのためには、繊細な演出を伴う本格的な活動に必要な音響・視聴覚機材の整備が不可欠であるが、同国の厳しい財政状況のため、新規機材の購入が困難な状況にある。
     このような状況の下、ウルグアイ政府は、ソリス劇場が音響・視聴覚機材を購入するために必要な資金につき、我が国政府に対して一般文化無償資金協力を要請してきたものである。
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