報道発表

東アジア・ラテンアメリカ協力フォーラム(FEALAC)第4回経済・社会ワーキンググループ会合の開催について

平成18年6月6日
  1. 6月7日(水曜日)および8日(木曜日)の両日、東アジア・ラテンアメリカ協力フォーラム(FEALAC 参考1.)の第4回経済・社会ワーキンググループ会合が、東京(三田共用会議所)で開催される。
  2. 本件会合は、FEALACメンバー32か国(東アジア15か国、中南米17か国)の関係者約60名が出席して開催される。わが国は、本ワーキンググループの共同議長国であり、アジア側の議長として水上正史外務省中南米局参事官が、また、ラテンアメリカ側の議長としてフアン・イリアルテ・ビジャヌエバ・アルゼンチン外務省特別経済問題局長が出席する。
  3. 今次会合においては、東アジアとラテンアメリカ両地域間の経済・社会分野の交流・協力に関し、これまでメンバー国により実施されてきたFEALACプロジェクトのレビューを行うとともに、貿易・投資の拡大や貧困問題等への取組など両地域の共通の課題について、両地域間の協力のあり方等について意見交換を行う。特に、今次会合では、わが国の発案により、CDM(参考2.)分野の協力についても意見交換を行う予定である。

【参考】

  1. FEALACは、東アジアと中南米の交流の促進と関係の強化を目的とする政府間フォーラム。2001年3月、チリにおける第1回外相会合で、フォーラムの原則、意義、目標等を設定する「枠組文書」が、また、2004年1月、フィリピンにおける第2回外相会合で、今後のFEALACの協力分野を示す「マニラ行動計画」が採択された。2007年にブラジルにて第3回外相会合を開催予定。
  2. 京都議定書に基づく京都メカニズムの一つ。先進国(投資国)の資金・技術支援などにより開発途上国(ホスト国)において温室ガスの排出削減・吸収につながる事業を実施し、当該プロジェクトを実施しなかった場合に比して追加的な排出削減・吸収があった場合、所要の手続きを経て発行されるクレジットを、その先進国の削減目標の達成に利用することができる制度。
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