報道発表

第5回日露環境保護合同委員会の開催について

平成18年4月5日
  1. 第5回日露環境保護合同委員会は、4月12日(水曜日)と13日(木曜日)の両日、東京において開催される。
  2. この委員会には、日本側から八木毅外務省欧州局審議官を団長とする外務省、環境省、農林水産省及び経済産業省の関係者が、ロシア側からA.イシコフ・ロシア連邦天然資源省環境保護政策局長を団長とする同省関係者等がそれぞれ出席する予定である。
  3. この委員会では、以下のテーマについて情報、意見交換が行われる。

    (1)両国の環境政策に関する情報交換(鳥インフルエンザに関する情報交換を含む)

    (2)地球環境問題に関する協力

    (イ)持続可能な開発のための教育の10年

    (ロ)森林保全及び違法伐採問題

    (3)地域的・国際的自然保護協力プログラムへの共同参加等

    (イ)北西太平洋地域海行動計画(NOWPAP)の枠内における協力(海洋漂着ゴミ問題)

    (ロ)東アジア酸性雨モニタリングネットワーク(EANET)

    (ハ)松花江・アムール川汚染問題

    (ニ)北海道の海鳥死骸漂着事件

    (4)四島交流における環境共同調査を踏まえた環境問題

    (5)京都議定書の実施

    (イ)京都議定書の実施に関する「総合的行動計画」に関するロシア側の情報

    (ロ)京都メカニズムに関する外国との作業に関する日本の経験

    (6)日露間の現在までの協力案件レビュー

    (7)「2006年~2007年の日露環境保護協力計画」の承認

  4. この委員会は、1991年4月18日に署名された日ソ環境保護協力協定に基づき開催されるものである。また、2003年1月に発表された「日露行動計画」においては、日露環境保護合同委員会の活動を活発化させ、同委員会の枠組みにおける日露環境保護協力プロジェクトを着実に実施することとされており、本件委員会の開催により両国間の環境分野における協力関係がさらに進展することが期待される。

(参考)過去の開催日程
  第1回 1994年1月 東京
  第2回 1999年6月 モスクワ
  第3回 2001年12月 東京
  第4回 2003年6月 モスクワ

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