
ODA体験型ゲーム「国際緊急援助 被災者を救え!」
(国際緊急援助隊医療チーム派遣シミュレーションゲーム)について
平成18年3月31日
- 外務省は、独立行政法人国際協力機構(JICA)、財団法人国際協力推進協会(APIC)と協力して、ODA体験型ゲーム「国際緊急援助 被災者を救え!」(国際緊急援助隊医療チーム派遣シミュレーション)を作成し、3月31日(金曜日)からネット上で一般公開した。(http://www.apic.or.jp/plaza/resque1/
)
- このゲームは、事業が海外で実施されているため、現場の実情がわかりにくいとされているODA(政府開発援助)を一般の方にもわかりやすく、臨場感をもって理解してもらうことを目的として、開発教育教材の一環として作成された。
- 今回のゲームでは、ODAの様々なスキームの中でも、昨年のパキスタン大地震でも派遣され、一般の方からの関心が高い国際緊急援助隊を取り上げた。ゲーム参加者は、緊急援助隊医療チームの一員として現地に派遣される設定で、医療チームとして活動する際に直面する様々な課題をクリアして、無事帰国するまでをシミュレーションする。
(参考)
国際緊急援助隊は、海外の地域、特に開発途上国の地域における大規模な災害に対し、被災国政府または国際機関の要請に応え、派遣されるもの。医療活動を行う医療チームの他、被災者の捜索・救助活動を行う救助チーム、災害応急対策および災害復旧のための専門家チーム、医療・給水・輸送活動を行う自衛隊の部隊などがある。