報道発表

「国際島嶼シンポジウム:島の自立と持続可能な開発を求めて~人材・環境・観光・経済発展~」の開催について

平成18年3月3日
  1. 外務省は、「国際島嶼シンポジウム:島の自立と持続可能な開発を求めて~人材・環境・観光・経済発展~」を3月10日(金曜日)、沖縄ハーバービューホテルにおいて、国立大学法人琉球大学との共催で開催する。
  2. このシンポジウムでは、島嶼国・地域よりクニオ・ナカムラ前パラオ大統領や、域内の諸大学の長をはじめとする有識者・学識経験者が参加する。
  3. このシンポジウムは、第4回太平洋・島サミットの沖縄での開催(2006年5月26日(金曜日)~27日(土曜日))を控え、そのプレイベントとして位置づけられるもの。2003年5月16日~17日に沖縄・万国津梁館で開催された第3回日本・PIF首脳会議(太平洋・島サミット)において合意された「沖縄イニシアティブ:より豊かで安全な太平洋のための地域開発戦略及び共同行動計画」をふまえ、より豊かで自立した太平洋島嶼地域のための持続可能な開発と島々の自立的発展を実現する上で解決すべき重要な課題について討議し、わが国の果たす役割を探ることが目的である。
  4. 島嶼地域は貴重な固有の生態系や伝統文化を有しているが、他方においてこれらの貴重な財産は脆弱性をもっている。このような島嶼地域の持つ両面的な特性を前提に、有識者が、教育・人材育成、伝統文化、生物多様性、自然災害、地球環境問題、廃棄物、観光、経済発展、援助等について議論を行う。なお、シンポジウムの成果については、翌日「報告」として発表する予定である。
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