報道発表

第4回「気候変動に対する更なる行動」に関する非公式会合の開催について

平成17年10月14日
  1. 外務省は、第4回「気候変動に対する更なる行動」に関する非公式会合を10月20日(木曜日)から21日(金曜日)まで、東京(三田共用会議所)において開催する。
  2. この非公式会合は、西村六善外務省地球環境問題担当大使およびルイス・マシャード・ブラジル外務省環境・特別問題局長を共同議長として行われる。また、ハーラン・L・ワトソン米国務省気候変動上級交渉官・特別代表、ノリン・スミス・カナダ環境省地球気候問題担当次官補、蘇偉中国外交部条約法律司副司長、S.K.ジョーシ・インド環境森林省局長のほか、ドイツ、英国、フランス、欧州委員会、ロシア、メキシコ、韓国、イラン、ナイジェリア、アルゼンチン等約20カ国より政府関係者がそれぞれ参加する予定である。
  3. 本年2月には京都議定書が発効し、本年末に開催されるCOP/MOP1(第1回京都議定書締約国会合)において、第一約束期間以降(2013年~)の次期約束について議論が行われる予定であり、その具体的内容の検討に向けて国際的にも大いにモメンタムが高まってきている。そのような中、主要先進・途上国の政府関係者等による会合を開催することにより、米国や中国やインド等の途上国を含むあらゆる国が参加する共通ルールの構築に向けて、気候変動に対する将来の行動に関して率直な意見交換を行い、各国間で信頼醸成を行う。
  4. この非公式会合は、一部カナダ政府からの資金協力を得ており、今回で第4回を迎え、国際的に一定の評価を得ている。なお、今回の会合の参加国で世界の温室効果ガス(エネルギー起源分)排出量の約70%を占める。
  • 国際社会協力部 気候変動室
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