
世界エイズ・結核・マラリア対策基金リプレニッシュメント(資金補充)会合の開催について
平成17年9月2日
- 9月5日(月曜日)から9月6日(火曜日)まで、ロンドンにおいて、「世界エイズ・結核・マラリア対策基金」リプレニッシュメント(資金補充)会合が開催され、30カ国、2国際機関、2民間セクター・団体が参加する予定である。6日の閣僚級会合では、コフィー・アナン国連事務総長が議長を務め、開催国の英国からトニー・ブレア首相等が演説を行う予定である。
- わが国から藪中三十二外務審議官(首席代表)および角茂樹国際社会協力部参事官が出席する。また、世界基金事務局からの招請により、山本正世界基金支援日本委員会ディレクターが出席する。
- わが国はアジアにおける主要ドナー国として、これまで約3億2,700万ドルを世界基金に拠出しており、右に加えて、本年6月末、小泉純一郎総理から当面5億ドルの追加拠出を表明したところである。今次会合において、わが国から、人間の安全保障への重大な脅威となっている3大感染症の対策に貢献する決意を改めて示すこととなる。
(参考)世界基金及びリプレニッシュメント会合について
- 世界基金は、開発途上国における3大感染症の予防、治療、ケア等の対策を資金支援する目的で2002年1月に設立され(本部:ジュネーブ)、これまで世界の約130カ国における約300案件に約30億ドルの資金供与をコミットしている。
- リプレニッシュメント会合は、世界基金の資金ギャップを埋めるために政治的なコミットメントを引き出す目的で2年毎に開催される会合。今次会合はその初めての閣僚級会合。