(佐々江局長)先ほど中国側との二日間にわたる協議を終えました。会合は全体として率直、真剣かつ建設的であったと思います。会合におきましては、我々の焦眉の急であるこの開発問題につきまして、我々の方から中国の開発活動の中止、そして情報の提供について、引き続き強く求めました。それと同時に中国の共同開発に対する考え方について、わが国から共同開発を含む対案を示しました。中国側はこれに対して真摯に検討し、次回の北京での協議で中国側の考え方を示したいということでした。次回の協議については、北京に10月中にこれを行う、事態の緊急性を認識して、中国側としても次回の会合に真剣に対応したいということで、具体的な日時は今後調整していくことになりました。
(小平長官)今、佐々江局長から話のあったとおり、私からも事態が大変に急を有するので、中国側で作業が進められているという状況に鑑み、まず開発作業は中止をしていただきたい、そして情報提供についても強く申し入れました。次回協議についても、そのような状況の下で10月中ということですけれども、その中でもできるだけ早い時期に次回の協議を行いたいということを申し入れたということです。
(問)日本側が示した共同開発の具体的な案というのはどのようなものですか。
(佐々江局長)まだ協議中ですので中身の御説明は差し控えることが適当と思いますが、基本的にはこれまでの我が国の立場を踏まえたものであります。
(問)日中中間線を挟んで両側でということですか。
(佐々江局長)そういう考え方を踏まえたものがわが方の提案であると理解して頂いて結構です。
(問)中国側は日本側の開発中止要請に対してどのような反応でしたか。
(佐々江局長)これについては中国側は共同開発の彼らの考える提案、あるいは我々の提案もありますけれども、特に情報提供についてはその中で考えていきたいということは先方が言っています。
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