イベント・募集案内

国際シンポジウム
~アフリカにおける持続可能な開発のための
環境とエネルギー(バイオ・ディーゼル)~

主催:外務省/UNIDO

日時:2月15日(金曜日)9時30分から17時20分

場所:三田共用会議所 一階講堂

[入場無料][日・英同時通訳]参加申込みが必要です。

基調講演

 浦元義照UNIDO(国際連合工業開発機関)事務局次長

三田共用会議所へのアクセス
(東京都港区三田2-1-8)

  • 東京メトロ南北線 麻布十番駅下車徒歩5分(2番出口)
  • 都営地下鉄大江戸線 麻布十番駅下車徒歩7分(2番出口)

~シンポジウムの目的~

 地球温暖化は、世界的に深刻な問題として認識され、温室効果ガスの削減につき国際社会の一層の取り組みが求められています。かかる現状において、太陽光や風力と並びバイオ燃料は化石燃料に替わり得る新エネルギーとして大きな期待がかけられており、我が国もバイオ燃料を自動車用燃料として導入すべく検討が進んでいます。一方、アフリカは広大な土地に恵まれ、バイオ燃料開発の場として潜在的可能性が極めて大きい地域であるにもかかわらず、その開発・導入は遅れており、エネルギー・アクセスの問題としてアフリカ開発にとり重要課題の一つとなっています。

 アフリカ開発にとっての環境とエネルギーの重要性については、昨年3月ナイロビで開催された「TICAD持続可能な開発のための環境とエネルギー閣僚会議」でアフリカ45カ国が参加して協議され、また、本年5月に開催されるTICADⅣでも議論が深められることになっています。

 こうした中、外務省及びUNIDOは、バイオ燃料の中でも現在問題となっている大豆や小麦等の穀物と違い、バイオ・ディーゼル油が効率的に取れるものの食糧には馴染まずかつ乾燥に強いため植林により砂漠化防止に役立つジャトロファ(ナンヨウアブラギリ)植物のアフリカ導入に具体的に課題を絞り、バイオ・ディーゼル開発・導入に如何に効果的・効率的に取り組むべきか議論する機会として、今回のシンポジウムを開催することに致しました。今回のシンポジウムでは、国内外からの専門家、国際機関関係者の方々をお招きしており、我が国が今後アフリカにおけるバイオ・ディーゼル開発支援と言う課題に取り組むにあたり、本シンポジウムで有益な示唆が得られることを期待しております。

 皆様の積極的な御参加をお待ちしております。

~プログラム概要~

時間 内容
09時30分~09時35分

開会挨拶

・ムタンゴ駐日タンザニア大使(在京アフリカ外交団団長)
09時35分~10時00分

全体基調講演

・ 浦元義照UNIDO事務局次長
第1部 バイオ・ディーゼルと村落開発
10時00分~10時25分  中根周歩 広島大学教授
 「Jatropha Curcasの生態とそのBDFへの有効性、留意点:環境にやさしく、持続するエネルギーとして」
10時25分~10時50分  Mr.Isaac Kalua  Chairman, Green Africa Foundation
 「ケニアにおける現状」
10時50分~11時15分  Mr.Ohene Akoto Director of Operation, Jatropha Africa,Ghana
 「ガーナにおける現状」
11時15分~11時40分  Ms.Fatin Ali Mohamed Renewable and Rural Energy Unit, UNIDO
 「スーダンにおける現状」
質疑応答
12時00分~13時30分 昼食
第2部 バイオ・ディーゼルとマーケティング
13時30分~13時55分  Mr.Hugo Verkuijl Chief Executive, Mali Biocarburant
 「オランダ企業によるマリでの取組」
13時55分~14時20分  Mr.Demetrius Pappadopoulos CEO,D1 Oils Africa
  「英企業によるアフリカでの取組」
14時20分~14時45分  Mr.Paul Benetti CEO,GEM BioFuels
  「英企業によるマダガスカルでの取組」
14時45分~15時10分  合田 真 日本植物燃料株式会社取締役
  「日本企業によるタンザニアでの取組」
質疑応答
15時30分~15時45分 コーヒーブレイク
第3部 パネルディスカッションと総括(議長:大嶋清治UNIDO東京事務所代表)
15時45分~16時45分 パネルディスカッション
  中根 周歩 教授
  加藤 正明 JICAアフリカ部次長
  合田 真 代表取締役
  Mr.Isaac Kalua Chairman
  Mr.Ohene Akoto Director of Operation
  Mr.Hugo Verkuijl Chief Executive
  Mr.Demetrius Pappadopoulos CEO
  Mr.Paul Benetti CEO
質疑応答
17時00分~17時10分 議長総括―TICAD IVに向けて
17時15分~

閉会の辞

 ・中山 泰秀 外務大臣政務官

参加申込方法

 御参加を御希望の方は、以下の事項を明記の上、下記の宛先までメールにてお申し越しください。

(1)お名前(ふりがな)
(2)職業又は学校名
(3)所属・役職又は学部・研究室名
(4)Emailアドレス

参加申込メール送付先
email:africa@issjp.com

(2月13日(水曜日)必着(先着順))

お問い合わせ:

 外務省中東アフリカ局アフリカ第一課
 03-3580-3311(代表)

参加登録されていない方の御参加は出来ません。

参加者には「参加証」をメールにてお送り致します。お手数ですが、確認のため当日はその「参加証」を忘れずにお持ちください。お持ちでない方は、入場をお断りさせて頂くことがあります。

お送り頂いた個人情報は適切に管理し、本件目的にのみ使用致します。

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