談話・コメント

外務報道官談話

最近の東エルサレム情勢について

平成22年6月22日

  1. 我が国は,6月21日(月曜日),エルサレム市住宅計画・建設委員会が,東エルサレムのシルワン地区においてパレスチナ人家屋の破壊を含む国立公園の建設を承認したことを深く憂慮します。我が国は,エルサレム及び1967年以前の境界内の最終的な地位を予断する行為を是認しないとの立場に立っています。このため上記建設計画が実施されないことを求めます。

  2. さらに,我が国は,イスラエル・パレスチナ間の間接交渉が行われている最中において,当事者双方が,相互の信頼を高めるように行動することを強く求めます。また,米国を始めとする国際社会が,和平プロセスの前進を図るために行っている努力を強く支持するとともに,今後,間接交渉が直接交渉につながるよう進展することを強く期待します。

【参考】 東エルサレムにおける国立公園建設計画

21日,エルサレム市住宅計画・建設委員会は,シルワン地区内エル・ブスタンに国立公園「王の公園」を建設するプロジェクトを承認したとされている。同プロジェクトにより,建設予定地の既存の22軒が違法住宅として破壊され,更に同地区東部の違法住宅66軒は合法化手続きがとられることとなる模様。

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