談話・コメント

外務報道官談話

カダフィ・リビア国指導者のアフリカ連合(AU)議長就任について

平成21年2月6日
  1. 我が国は、カダフィ・リビア国指導者が、2月1日(日曜日)から4日(水曜日)に開催された第12回AU総会(首脳会合)において、AU議長に選出されたことに祝意を表します。我が国は、リビアがAU議長国としてアフリカの平和と繁栄のために今後一層の指導力を発揮することを期待しています。
  2. 我が国は、今後ともAUとの協力関係を深化させるとともに、本年3月にボツワナで開催が予定されているTICAD閣僚級フォローアップ会合等様々な機会において、アフリカにおける経済成長、開発及び平和の定着等を積極的に支援していく考えです。

(参考)

(1)アフリカ連合(AU)は、前身のアフリカ統一機構(OAU)が発展改組して、2002年に発足。アフリカの53の国と地域が加盟する世界最大の地域機関(我が国未承認の「サハラ・アラブ民主共和国」を含む。モロッコは非加盟)。発足以降、アフリカの地域協力・統合の中核的役割を担ってきており、特に、アフリカの紛争問題に関して非常に重要な役割を果たしてきている。

(2)AU総会は、AUの最高機関(首脳会議)であり、2005年から年2回開催となった(前回の総会は2008年6月にエジプトのシャルム・エル・シェイクにて開催)。

(3)これまで、ムベキ・南ア大統領(2002年7月~2003年7月)、シサノ・モザンビーク大統領(2003年7月~2004年7月)、オバサンジョ・ナイジェリア大統領(2004年7月~2006年1月)、サス・ンゲソ・コンゴ共和国大統領(2006年1月~2007年1月)、クフォー・ガーナ大統領(2007年1月~2008年1月)、キクウェテ・タンザニア大統領(2008年1月~2009年1月)が議長を務めた。

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