談話・コメント

高村外務大臣談話

ケニア大統領・国会議員選挙後の情勢について

平成20年1月5日
  1. 大統領選挙後ケニアにおいて生じている事態、就中数百名の死者が発生していることにつき深い憂慮の念を表明する。全てのケニア政治指導者とケニア国民が自制し暴力行為を控え、ケニア国民及び在留外国人の人権及び生命と安全を確保するよう強く求める。
  2. これ以上の流血を避け早急に治安を回復するため、ケニアの政治指導者が、大統領選挙結果の集計プロセスに関する問題の解決を含め、現在の困難を乗り越えて、国民和解に向けての協議を直ちに開始することを求める。
  3. 日本としても、ケニアの民主主義と経済社会発展が後退しないよう、ケニアの安定と国内政治プロセス正常化のための国際的な調停努力を支持し、これに協力していく。
このページのトップへ戻る
高村外務大臣談話 | 平成20年談話 | 目次へ戻る