談話・コメント

外務報道官談話

フィリピン・ミンダナオ和平
(国際監視団(IMT)の任期終了について)

平成20年11月28日
  1. 国際監視団(International Monitoring Team:IMT)の任期は、フィリピン政府とモロ・イスラム解放戦線(Moro Islamic Liberation Front:MILF)との間の和平交渉が中断している状況を受け今月末に終了する予定であり、右に先立ち昨日(27日)、ライス・ヤティム・マレーシア外務大臣より、IMTに派遣中のマレーシア要員の派遣を一時停止する旨発表があったと承知しています。
  2. 我が国は、停戦合意の維持を監視するIMTがこれまでにミンダナオ和平の進展に果たしてきた役割を高く評価し、その継続を強く希望しています。その前提として、我が国は、比政府及びMILFが和平交渉に戻るべく、それぞれ柔軟な態度で事態打開に向けた努力を行うことを求めます。
  3. 我が国は、8月5日に予定されていたフィリピン政府とMILFとの間で「先祖伝来の土地」問題に関する正式合意の署名が中止されて以降、現地情勢の悪化を憂慮してきましたが、ミンダナオ情勢が更に悪化しないよう比政府及びMILFの双方に自制を更に強く求めます。
  4. また、事態が好転しIMTがその役割を継続する場合、マレーシア要員が引き続きIMTの主たる役割を担うことを期待します。
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