
外務報道官談話
ケニア大統領・国会議員選挙後の情勢について
平成20年1月1日
- 我が国は、昨年12月27日のケニア大統領・国会議員選挙において、平穏に投票が行われたことを評価する一方で、大統領選挙結果の集計発表のプロセスを巡り混乱が生じたこと、そして、それを受けて各地で暴力事件が発生し、多数の死傷者が発生していることを遺憾に思う。関係者の自制と人権尊重により、すべてのケニア国民及び在留外国人の安全が確保されるよう要請する。
- 事態をこれ以上悪化させることなく、法に従い平和的かつ公正に問題が解決されることを期待すると共に、ケニアにおける民主主義が後退することがないよう与野党指導者が和解に向けた努力を開始することを呼びかける。