平成18年12月16日
(参考)大湖地域首脳会議
(1)第1回大湖地域首脳会議
2004年11月19日~20日にタンザニアのダルエスサラームにおいて開催され、大湖地域関係国首脳11名が大湖地域の和平実現に向けた取組にコミットする「ダルエスサラーム宣言」に署名した。
(2)第2回大湖地域首脳会議
2006年12月14~15日にケニアのナイロビにおいて開催され、ダルエスサラーム宣言を具体化する「大湖地域における安全、安定及び開発に関する協定」が採択された。右協定では、加盟国間の領土不可侵及び相互防衛、民主主義とグット・ガバナンスの促進、犯罪人引き渡し等司法協力、ジェノサイド・戦争犯罪・人道への犯罪及びあらゆる形態の差別の禁止、天然資源の不法搾取の禁止、復興開発ゾーンの設置、女性及び子供に対する性暴力の禁止、国内避難民の保護と支援、帰還民の財産権の保護等を内容としている。また、右協定は、各分野での行動計画を定めるとともに、フォローアップメカニズムとして、最高意思決定機関となる大湖地域首脳会合(2年に1度開催)、地域閣僚会議(RIMC :年に2回)、各種アドホック専門家委員会及び常設の事務局を設置することを規定している。
大湖地域国際会議プロセスを政治的・外交的・財政的に支援するため、オランダ及びカナダのイニシアティブにより、フレンズ国グループが設立された(フレンズ国メンバーは以下のとおり)。我が国も参加。