談話・コメント

外務報道官談話

イスラエル・レバノン情勢について

平成18年7月26日

  1. 我が国としては、国際社会がイスラエルに対して自制を求めてきている中で、25日、イスラエル軍の空爆により国連要員が死亡するという事件が発生したことは極めて遺憾と考える。
  2. 我が国としては、事態の悪化を深く憂慮しており、拉致されたイスラエル兵士の解放とイスラエル領内へのロケット攻撃の停止を求めるとともに、イスラエル政府に対し、引き続き最大限の自制を強く求める。
  3. 我が国は、現在の事態が今後の地域全体の和平への努力に悪影響を及ぼすことを強く懸念しており、事態の更なる悪化をもたらさないよう、全ての当事者に対し改めて最大限の自制を求める。

(参考)

  1. 25日、イスラエル軍は、国連レバノン暫定軍(UNIFIL)の施設を空爆、国連要員4名(カナダ、中国、オーストリア、フィンランド)が死亡。
  2. この事件に関するアナン事務総長声明は以下のとおり。

    (1)南レバノンにある国連監視ポストに対しイスラエル軍が意図的に狙った攻撃を行い、国連軍事監視要員2名が死亡し、更に2名が死亡したとみられることに、衝撃を受けると共に、大きく心を痛めている。

    (2)本事件は、オルメルト首相が国連の陣地はイスラエルの砲火を受けないとの確約を受けていたにも拘わらず、ハイマの国連ポストにて発生した。

    (3)イスラエル政府に対し、本件につき十分捜査を行うことを求めると共に、国連に対する攻撃を如何なるものであれ停止するよう求める。

  3. イスラエル外務省報道官は、「国連要員を標的にしたものではない」と述べ、遺憾の意を表明するとともに、事実関係の調査に当たる旨表明。
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