
外務報道官談話
ガザ国境通行再開に関するイスラエル・パレスチナ間の合意について
平成17年11月17日
- わが国は、15日、イスラエル・パレスチナ間でガザ国境通行再開に関する合意が成立したことを歓迎する。この合意形成に向けた、イスラエル政府、パレスチナ自治政府、米政府をはじめとする関係者の努力、特にライス米国務長官の仲介努力を評価する。
- わが国は、イスラエル・パレスチナ双方が今回の合意を着実に実施することにより、ガザ地区の復興と民生の安定が図られ、中東和平プロセスの前進につながることを期待しており、そのための政治的・経済的支援を引き続き行う考えである。
(参考)イスラエル・パレスチナ間の主な合意内容(15日)
- ラファハ検問所(ガザ・エジプト間国境)
ラファハ検問所の通行は、11月25日を目途に再開される。
- その他の検問所
(1)検問所は、継続的に運営される。緊急措置として、イスラエルは、2005年収穫期においてガザからの農産物の輸出を許可する。
(2)イスラエル及びパレスチナ自治政府は、検問所に関する共通の管理システムを用いる。
(3)イスラエルは、ガザからの全農産物の輸出を許可し、農産物の質及び鮮度が維持できるよう迅速な出域に取組む。イスラエルは、物資の輸出の継続を保証する。
- ガザ・西岸間の連結
人や物資のガザ・西岸間の移動に関し、イスラエルは、12月15日までにバスによる輸送を、明年1月15日までにトラックによる輸送体制を構築する。
- ガザ海港
ガザ海港の建設を開始する。イスラエルは、援助国に対し、右海港の運営に干渉しないことを保証する。
- ガザ空港
両当事者は、ガザ空港の重要性を認識し、右空港の安全保障面での調整、建設及び運営につき協議を継続する。