本2日(火曜日)午後2時00分から約20分間,野田佳彦内閣総理大臣は,来日中のクラウス・チュッチャー首相(H.E.Dr. Klaus Tschütscher, Prime Minister of the Principality of Liechtenstein)と会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
なお,チュッチャー首相は,国立新美術館での「華麗なる侯爵家の秘宝展」開幕に併せ来日中のアロイス皇太子殿下に同行して来日しており,アロイス皇太子殿下も今回の首脳会談に同席されました。
- 野田総理より,リヒテンシュタインからの初の首相の来日を歓迎しつつ,アロイス皇太子殿下にも来日いただき大変光栄である旨述べ,これを契機に日本におけるリヒテンシュタインへの理解が一層進み,幅広い分野で両国関係が拡大していくことを期待している旨述べました。
- チュッチャー首相より,野田総理の歓迎に感謝を述べた上,今回の来日中の充実した日程を通じ,文化に加え,政治・経済を含めた幅広い分野での二国間関係の拡大を実現したい旨述べ,さらに,国連をはじめとした多国間の場での両国の協力の重要性を指摘しました。
- また,両首脳は,国際社会における国際法及び法の支配の重要性につき一致しました。