本29日(火曜日)午前9時15分から約20分間,野田佳彦内閣総理大臣は,首相官邸において,外務省賓客として来日中のホーシュヤール・ズィーバーリー・イラク外相(H.E. Mr. Houshyar Zebari, Minister of Foreign Affairs of the Republic of Iraq)の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。
- 野田総理から,昨年11月のマーリキー首相来日のフォローアップとして日イラク間のビジネス関係をさらに強化したいと述べ,ズィーバーリー大臣に対し,ビジネス環境や治安状況の改善へのリーダーシップを期待すると述べました。
- これに対し,ズィーバーリー外相より,昨年11月のマーリキー首相来日時の共同声明は野心的なものだが,その実施に努力したい,日本との友好関係の強化はイラクの目標である,日本からのこれまでの継続的な支援に感謝する,イラクへの投資に関する障害を改善するよう努力する,日本にも渡航情報の見直しをお願いしたい旨述べました。
- このほか,イランの核問題などについても意見交換を行いました。