14日(木曜日)19時15分頃から約15分間,ハッタ・インドネシア経済担当調整大臣が菅総理を表敬訪問したところ,やり取りの概要は以下のとおりです。
- 冒頭,ハッタ経済担当調整大臣より,総理に対し,今回の訪日で温かい歓迎を受けたことに謝意が表されました。また,ユドヨノ・インドネシア大統領からの総理への挨拶を伝えるとともに,大統領が11月のAPECに出席する予定である旨述べました。更に,日本はインドネシアが平時でも困難なときにも常に友人でいてくれる友好国である,同日行われた閣僚級経済協議においても有意義かつ新鮮な意見交換ができ,このような機会を与えていただき感謝している旨述べました。
- これに対し,菅総理より,ユドヨノ大統領の信頼の篤いハッタ大臣が,日本との関係強化のため多くの大臣をともなって訪日されたことを心から歓迎したい,我が国にとってインドネシアはASEANの中核であり,経済・人的交流等幅広い分野で長年良好な関係を維持する重要な国である旨述べました。また,菅総理より,EPAの発効により貿易・投資関係が更に緊密化しており,今次経済協議を契機として,日系企業の投資促進等様々な分野における更なる行動が,今後生まれることを期待する旨述べました。更に,ユドヨノ大統領の訪日を心からお待ちする旨述べるとともに,今次経済協議で得られた具体的成果が,大統領訪日時に更に進展することを期待する旨述べました。