本22日(木曜日)午前11時10分より約30分間、鳩山総理は、訪日中のガニエフ・ウズベキスタン副首相兼対外経済関係・投資・貿易大臣の表敬を受け、日・ウズベキスタン関係等につき意見交換を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、鳩山総理から、ガニエフ副首相の訪日に歓迎の意を表するとともに、日・ウズベキスタン両国の関係は良好である旨述べました。また、昨年9月に発効した日・ウズベキスタン投資協定と、本22日にガニエフ副首相の出席を得て都内にて開催されているウズベキスタン投資セミナーの相乗効果により、両国間の投資が拡大し、日本企業がさらに現地に進出することを期待する旨述べました。
- これに対して、ガニエフ副首相から、2002年にカリモフ・ウズベキスタン大統領が訪日した際の共同声明にもあるように、日本はウズベキスタンにとって最も重要な戦略的パートナー国の一つであり、今後とも長期的で、互恵的かつ戦略的な両国関係を築きたいと述べました。また、日本からのこれまでの経済協力はウズベキスタンのインフラ整備・経済発展に資するものであるとして、感謝の意を述べました。さらに、国際的な課題の多くについて両国は立場を共有しており、安保理改革や国際機関の選挙等の多くについてウズベキスタンは日本を常に支持している旨述べました。
- また、鳩山総理から、ウランを始めとする資源分野での協力についても重視しており、より経済性の高い砂岩型ウラン鉱床等を含めた資源開発におけるウズベキスタン側の協力を期待する旨述べました。
- その他、鳩山総理とガニエフ副首相は、気候変動問題、アフガニスタン情勢などについて、意見交換を行いました。