本19日(水曜日)15時45分頃より約30分間, 鳩山総理大臣は, 4月18日から19日に奈良で行われた第5回日中韓賢人会議の日本側出席者である中曽根元総理,小宮山三菱総研理事長,杉田日本経済新聞社会長の表敬を受けたところ, やりとりの概要は以下のとおりです。
- 日本側出席者より, 今回の賢人会議の提言内容(別添(PDF)
)について説明がありました。
- 鳩山総理より,提言をよく勉強した上で,済州島での日中韓サミットに臨みたい,日中韓FTA共同研究は加速化していかねばならない,日韓EPA交渉は再開しなければならない,環境協力は日本の得意分野であり,この分野の協力を上手くやらなければならない,前回のサミットで自分から提言した大学間の単位の互換が前向きに進められているのは嬉しい限りである旨述べました。また,鳩山総理より,3か国が共同で使用する漢字を選定するとの提案は興味深い,環境や高齢化社会などの諸課題の解決を目指す「プラチナ社会」構想は日本らしいとの発言がありました。
[参考] 日中韓賢人会議
日中韓の有識者が三ヶ国や東アジアの協力について議論し提言をまとめるフォーラム。日本経済新聞社,中国の新華社,韓国の中央日報が協力して2006年に設立し,本年4月の奈良での会合まで各国で5回の会合を行った。現在の各国団長は,中曽根元総理,李洪九・元国務総理(韓国),曾培炎・前国務院副総理(中国)。
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