鳩山総理大臣

鳩山総理による印進出日系企業関係者等との懇談

平成21年12月28日

 12月28日(月曜日)午後(現地時間)、鳩山総理はインド・デリーにおいて、インドに進出している日系企業関係者等との懇談をおこないました。

 インド日本商工会議所の川村会長他日系企業関係者より、インドに進出する日系企業は近年急速に増加している、今後は中小企業の進出が課題、インフラ整備等の問題のため民間企業への負荷が高いことから日印政府が官民一体となってインドへの進出を応援してほしい、日印経済連携協定(EPA)の早期締結を期待、査証緩和についても日印政府間での協議をおこなってほしいとの発言がありました。

 シンガニア印商工会議所連盟(FICCI)会長、バルティア印産業連盟(CII)次期会長及び、ジャジョーディヤ・インド商工会議所協議会(ASSOCHAM)特別経済地域(SEZ)評議会会長よりは、日本企業による対印投資の増加を歓迎するとともに今後も増加の傾向を継続したい、観光、人的交流における協力の強化、日印EPAの締結を期待する旨の発言がありました。

 鳩山総理より、日印の経済関係の発展をうれしく思う、更なる日印経済関係の飛躍のためには政府の後押しが必要、印企業が日本に投資する環境も整えていきたい、また日印間の信頼の絆を高めていきたい、との発言がありました。

(参考)

インド日本商工会議所所属企業は2006年の146社から2009年には243社に増加。インド全体における進出日系企業は、2009年10月現在で627社となっている。

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