鳩山総理大臣

ナヴァネセム・ピレー国連人権高等弁務官による鳩山由紀夫総理大臣への表敬

平成22年5月13日

本13日(木曜日),19時25分から約25分間,鳩山総理大臣は総理官邸において,来日中のナヴァネセム・ピレー国連人権高等弁務官の表敬を受けたところ,概要以下のとおりです。

  1. 鳩山総理より,ピレー国連人権高等弁務官の訪日を歓迎し,戦略マネージメントプランの策定を含むピレー国連人権高等弁務官の取組に敬意を表した上で,我が国としても人権分野の諸課題に積極的に取り組んでおり,ピレー国連人権高等弁務官との協力を一層強化していきたい旨述べました。
  2. ピレー国連人権高等弁務官からは,日本の人権分野での取組,特に司法改革,国内人権機構,個人通報制度への前向きな取組を評価し,日本国民からの期待も高いと承知している旨発言がありました。また,死刑執行モラトリアムや拉致問題等について,引き続き意見交換していきたい旨述べました。さらに,国際社会における人権分野での日本の取組を評価し,より一層積極的な役割を期待していること,国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)への拠出金をはじめとする日本の一層の支援を希望する旨の呼び掛けがありました。
  3. さらに鳩山総理より,新政権においても,いのちや人権をより一層大切にしていきたいとし,また,国際的な人権の問題にも一層積極的に対応していきたい旨述べました。
  4. これに対し,ピレー国連人権高等弁務官からは,我が国と引き続き緊密に連携して世界の人権状況の改善を促進していきたい旨述べました。
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