17日(水曜日)午後6時5分より午後6時30分頃まで、鳩山総理大臣は、訪日中のカウダー独連邦議会キリスト教民主・社会同盟(CDU/CSU)会派院内総務の表敬を受け、日独関係、気候変動、核軍縮・不拡散、東アジア情勢につき意見交換を行ったところ、その概要は以下の通りです(先方よりショッケンホフ独連邦議会CDU/CSU会派副院内総務、ハイバッハ独連邦議会人権・人道支援副委員長(CDU)他、当方より福山副大臣他が同席)。
- 冒頭、先方より、表敬の機会を与えて頂き感謝する、今次訪日は日本との関係を深化させたいとの考えに基づく、既に多くの場所を訪れ多くの人と意見交換し、日本の経済/技術発展がもたらした素晴らしい成果とともに、日本の文化、国民性にも深い感銘を受けている旨述べました。
- 気候変動について、カウダー院内総務より、メルケル首相は鳩山総理を気候変動問題への対処における同志だと考え大いに期待している、COP15の教訓を踏まえ、COP16の成功に向けて日独間で是非とも協力していきたい旨述べました。鳩山総理より、COP15 におけるメルケル首相の力強い議論に感銘を受けた、COP16の成功に向けて日独間でも引き続き協力していきたく、メルケル首相にも是非その旨お伝え願いたい旨述べました。
- 軍縮・不拡散について、鳩山総理より、日独両国は、高い技術力を持ちながら核保有をしないとの決断を行った点で共通の立場にある、こうした姿勢を堅持し続けることが核軍縮や核不拡散の観点から両国に大きな力を与えてくれることになる、本年は核セキュリティ・サミット、NPT運用検討会議等、軍縮・不拡散にとり重要な年となる、この分野でも日独間で協力していきたい旨述べました。カウダー院内総務より、重要なご指摘であり是非日独間で協力したい、イランや北朝鮮といった国々が核保有に向かえばもはや外部から影響力を及ぼしきれなくなるとの理解がもっと広がる必要があると述べました。
- 鳩山総理より、先方の質問に対し、自身が掲げる「東アジア共同体」構想について説明し、アジアにおいては、異なる価値観を有する国々が存在している点が欧州とは異なるが、将来そういった国々とも緊密な協力を行いうるような形に仕上げていきたい旨述べました。
- 最後にカウダー院内総務より、メルケル首相からのメッセージとして、鳩山総理に是非早期にドイツをご訪問頂きたい旨述べ、鳩山総理より、ご招待に感謝する、是非早い機会に実現できるよう考えたい、メルケル首相によろしくお伝え願いたい旨述べました。
