8月22日(日曜日)午前9時から10時10分まで、インドを訪問中の岡田外務大臣は宿舎において朝食をとりつつラメシュ・インド環境森林大臣と会談を行いました。
- 岡田外務大臣より、生物多様性保全において指導的役割を果たすためのインドのコミットメントを評価しつつ、10月に名古屋で開催する生物多様性条約COP10に向けた緊密な連携を要請しました。これに対しラメシュ環境森林大臣より、自らCOP10に出席するとして、インドが2012年秋にCOP11を開催する旨の説明がありました。また、3名のJICA専門家がウッタラカンド州デーラドゥーンにある森林官研修センターで実施しているプロジェクトに対する謝意の表明がありました。
- 気候変動問題に関して、COP16に向けて国際交渉をどのように進めていくかについて意見交換を行いました。国際交渉における両国に立場の違いはあるものの、カンクーンのCOP16に向けて引き続き意見交換を強化することとなりました。更に、低炭素社会の構築に向けた日インド間の協力が重要との認識の一致があり、今後、二国間協力をより一層推進する方途について協議していくこととなりました。