
麻生大臣と日伯交流関係者との夕食会(ブラジル訪問)
平成19年8月20日
8月20日、19時40分から21時30分頃(現地時間)まで、麻生大臣は日伯交流関係者と夕食をともにしたところ、概要以下のとおり。
- 冒頭、麻生大臣から、第1回国際漫画賞入賞者のブラジル人2名(マルセロ・カッサロ氏、エリカ・アワノ女史)に対して、表彰状の授与式が行われた。
- その後、麻生大臣から、「日系人の方々の活躍により、ブラジルにおいても日本に対する信頼感が強い。現在、日本ではアニメやJ-POPをはじめとする日本の新しい文化が世界で高く評価され、クール・ジャパンといわれているが、ブラジルでは日系人の方々がこうした新しい文化を広める際に貢献されている。皆様の活躍が、新しい日本のイメージを形作ることになるので、皆様の益々の活躍を期待する」との挨拶を行った。
- 夕食会では、チズカ・ヤマザキ女史(映画監督)、ジュン・ナカオ氏(デザイナー)、アンジェラ・ヒラタ女史(ブラジルのハワイアナス(ビーチサンダル)の国際ブランド化に尽力)、ウーゴ・オヤマ氏(卓球選手、ブラジル王者)等のブラジル社会で独自の才能を発揮する日系人と日本食ブーム、日本酒とブラジルの果実を使用した創作カクテル(ブラジル特産のカクテルであるカイピリーニャ(“サケピリーニャ”)、ブラジル・ファッション等のソフト・パワーについての懇談があった。
- 麻生大臣からも、「日本とブラジルの文化のミックスはおもしろい。今回の懇談で、“サケピリーニャ”を日伯交流年の公式飲料にしたらおもしろい。日伯交流年に向けて、このようなミックスの文化を通じ、益々の交流の強化に努めたい」との発言があった。