
ISILにより被害を受けたイラク国内避難民等及びレバノンに流入したシリア難民等に対する緊急無償資金協力について
平成26年9月19日
- 国連等の情報によれば,イラクではISIL(「イラク・レバントのイスラム国」)により被害を受けた国内避難民の数が約180万人,レバノンではシリア難民の数が約118万人(レバノン全人口の4分の1以上)に上っています。
- この事態を受け,我が国政府は,国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)等の国際機関からの要請を踏まえ,これらの国内避難民や難民へのシェルター,救援物資の配布等のため,両国に対し計2,270万ドル(約22億円)の緊急無償資金協力を実施することを決定しました。
- 同時に,今回の緊急無償資金協力は,ISILに対抗するための国際社会の取組への支援の一環として実施するものであり,既に決定済みのものと合わせ,我が国のISIL対策に係る追加的支援は,総額約2,550万ドルとなります。