
ソマリア連邦共和国におけるポリオ対策のための緊急無償資金協力について
平成25年8月2日
- 本2日,我が国政府は,国際連合児童基金(UNICEF)を通じて,ソマリアにおけるポリオ感染拡大防止等に対する緊急対策のため,約135万ドル(約1億1,000万円)の緊急無償資金協力を実施することを決定しました。
- ソマリア中南部のバナディール地域では,5月9日に,生後32か月の女児から野生株ポリオウイルス1型の検出が報告されました。その後,7月23日までに72症例が確認されるなど感染が急速に拡大しており,緊急の対応が求められています。
- 我が国は,本年6月に主催した第5回アフリカ開発会議(TICAD V)においてアフリカの更なる発展のための支援を表明しました。また,あわせて開催されたソマリア特別会合において議論された同国の社会経済開発の発展に向けて取り組んでいくこととしており,ポリオ撲滅に向けた取組の重要性及び人道上の観点から,今般,UNICEFからの要請を踏まえ,緊急無償資金協力を実施することとしました。