地球環境

アジア森林パートナーシップ(AFP)
Asia Forest Partnership : AFP)

(英語版はこちら)
平成23年11月

1.目的

 アジア大洋州地域における持続可能な森林経営を達成するため、政府、市民社会、民間企業間の協力と相乗的な活動を推進していくことを目的とする自発的なパートナーシップ。

2.背景・経緯

 森林は、土壌や生物多様性の保全、水源の涵(かん)養、木材及び非木材生産物(ラタン、きのこ等)の提供、地球温暖化の緩和など人類に多面的な恩恵を与えている。一方、世界的な森林の減少・劣化は依然として止まっておらず、各国政府、国際機関、市民社会などが協力して世界の森林の持続可能な経営の促進のため一層効果的な取組を行っていくことが重要であり、そのための地域的な協力が奨励されている。

背景・経緯
内容
2002年 5月 朝海外務省国際貿易経済・地球環境問題担当大使及びプラコサ・インドネシア林業大臣との間でAFPを形成することに合意。
7月 AFP準備会合を東京で開催(日本及びインドネシア共催)。ヨハネスブルグ・サミットのためのAFPの文書を作成。
8月 ヨハネスブルグ・サミットの際に、いわゆるタイプ2プロジェクトとして正式に発足。
11月 AFP第1回実施促進会合を東京で開催。
2003年 4月 AFP第2回実施促進会合準備会合をインドネシア(CIFOR)で開催。
7月 AFP第2回実施促進会合をインドネシアで開催。
11月 AFP第3回実施促進会合を日本で開催。
2004年 8月 AFP強化のための地域ワークショップをインドネシアで開催。
12月 AFP第4回実施促進会合を日本で開催。
2005年 11月 AFP第5回実施促進会合を日本で開催。
2006年 9月 AFP第6回実施促進会合をインドネシアで開催。
2007年 11月 AFP第7回会合を横浜で開催。2008-2015年を第2フェーズとして、活動を継続していくことを決定。
2009年 5月 AFP第8回会合をインドネシアで開催。
2010年 8月 AFP第9回会合をインドネシアで開催。
2011年 11月 AFP第10回会合を北京で開催。

3.活動内容

(1)2002-2007年の第1フェーズにおいては、違法伐採対策、森林火災予防、荒廃地の復旧(植林)等の活動を中心に、情報交換、啓発・能力強化活動、自発的なプロジェクト支援等の活動が行われた。

(2)2008-2015年の第2フェーズにおいては、主要な課題として、1)森林が提供する産物及び生態系サービス(気候変動の緩和と適応、水源の涵養、生物多様性の保全を含む。)を維持するため森林減少及び森林劣化を抑制し、森林面積を増加させること、2)違法伐採及び関連する貿易に対処することに焦点を当てて活動を行っていく。

(3)AFPの事務局は、国際林業研究センター(CIFOR)がその役割を担っている。

4.パートナー

政府(20):
オーストラリア、カンボジア、中国、フィンランド、フランス、インド、インドネシア、日本、韓国、ネパール、マレーシア、オランダ、フィリピン、スイス、タイ、英国、米国、ベトナム、欧州連合(EU)、南スマトラ森林局(インドネシア)
国際機関(8):
アジア開発銀行(ADB)、アジア生産性機構(APO)、国際林業研究センター(CIFOR)、国際連合食糧農業機関(FAO)、国際熱帯木材機関(ITTO)、国連森林フォーラム(UNFF)、国連大学(UNU)、アジア・太平洋経済社会委員会(ESCAP)
研究機関、市民社会等(20):
ザ・ネイチャー・コンサーバンシー(TNC)、世界資源研究所(WRI)、WWFインドネシア、トロペンボス・インドネシア、マレーシア木材認証協議会(MTCC)、トロップバイオ・フォレスト、地球環境戦略研究機関(IGES)、地球・人間環境フォーラム(GEF)、PNGエコフォレストリー・フォーラム、ガジャマダ大学(インドネシア)、南アジア協同環境プログラム(スリランカ)、アジア大洋州林業訓練センター地域共同体(RECOFTC)、ジョグジャカルタ環境技術学校(インドネシア)、パキスタン農業大学、アセアン社会森林ネットワーク(ASFN)、ブアナ・ヌサンタラ(インドネシア)、ダブル・ヘリックス・追跡技術(シンガポール)、レア、パシフィック・バンブー・リソース(PBR)、スマトラ熱帯雨林研究所(SRI)

5.関連リンク

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