平成19年10月
開発問題、とりわけミレニアム開発目標(MDGs)達成に向けた進捗状況に国際社会における議論の焦点が当たっています。8つのMDGsのうち、保健関連の目標は3つを占めています。これは保健が貧困と疾病からの解放にとって如何に重要であるかを物語るものです。
我が国は、従来、人口・エイズに関する地球規模問題イニシアティブ(GII)(1994)、国際寄生虫対策(1998)、沖縄感染症対策イニシアティブ(2000)等に基づき、感染症対策を含む保健医療分野での協力を積極的に行ってきました。保健MDGs達成に一層貢献するため、2005年6月の「保健関連MDGsに関するアジア太平洋ハイレベル・フォーラム」の機会に、「保健と開発」に関するイニシアティブ(概要・本文 [HTML]・[PDF])を発表し、同年6月28日、小泉総理より、本イニシアティブに基づき、今後5年間で総額50億ドルを目途とする協力を行うことを表明しました。
我が国は、この「保健と開発」に関するイニシアティブに基づき、開発途上国における保健MDGs達成に向けた努力に対する支援を着実に進めています。
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