
第二回京都国際セミナー「アジア太平洋経済の持続的成長:深化する相互依存とリスク・マネジメント」
平成19年11月
- 昨年度の京都国際会議「アジア太平洋地域の持続的成長に向けて」に引き続き、アジア太平洋地域の持続的成長にとっての課題及びそれに対応するために必要な情報共有メカニズムについて議論するため、10月25~26日、外務省と京都大学の共催(後援:関西経済連合会)で、第二回京都国際セミナー「アジア太平洋経済の持続的成長:深化する相互依存とリスク・マネジメント」を実施した(議事日程(PDF)
)。
- 同会議には、我が国を含むアジア太平洋地域の主要経済や研究機関、国際機関、日本の経済界等より約40名の専門家が参加(PDF)
した。
25日にはシンポジウムが開催され、開会式では、李景台(イ・ギョンテ)韓国対外経済政策研究院院長と齋藤紀彦関西電力副社長兼関西経済同友会代表幹事による基調講演が行われた。同日夜には、中山泰秀外務大臣政務官主催のレセプションが開催された。
26日には専門家のみによるラウンドテーブルが行われ、アジア太平洋地域で現在生起しているサプライ・チェーンや貿易・投資の構造的な変化、持続的成長の制約要因やリスクに対するマネジメントの方針、グローバリゼーションによる情報のギャップ、持続可能な成長に関連する指標や情報共有メカニズム(EiSMAP)のあり方などについて討議された(各出席者のプレゼンテーション)。
- セミナー終了に際しては、議長総括がとりまとめられた。議長総括においては、『EiSMAP(Economic information Sharing Mechanism of the Asia-Pacific:アジア太平洋地域経済に関する情報ポータルと意見交換のためのフォーラムを提供するウェブサイト)』は、地域の政策担当者にとって有益なツールとなりうる、適切な地域・国際機関等による更なる検討がなされた上で、実施に移されていくべきである等が結論付けられた。
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