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TICAD IV:二国間閣僚級会談(5月28日午後)

平成20年5月28日


 28日午後、高村外務大臣とメラフェ・ボツワナ副大統領およびビービージョン・モーリシャス副首相との閣僚級二国間会談が行われたところ、それぞれの概要以下のとおり。

1. メラフェ・ボツワナ副大統領

(写真)

(1)冒頭、高村大臣より、メラフェ副大統領の訪日を歓迎するとともに、同副大統領の就任に祝意を伝えた。これに対し、メラフェ副大統領は、本年1月1日の在ボツワナ日本大使館の開館につき謝意を表明した上で、日本の民間企業による投資促進につき期待を表明した。

(2)メラフェ副大統領は、天然資源依存から脱却するために、ボツワナ国際科学技術大学の整備につき、日本からの支援に期待する、さらに、日・ボツワナ両国間の協力にかかる枠組みの策定を進めたい旨述べた。これに対し、高村大臣より、人材育成や保健医療等の分野で協力していきたい、我が国は国境を越えた地域協力を重視しており、ボツワナとの関係を通して、南部アフリカ開発共同体との関係強化を図りたい旨述べた。

(3)高村大臣より、世界税関機構(WCO)事務局長選挙、国際刑事裁判所(ICC)裁判官通常選挙における支持を要請したほか、世界スカウトジャンボリー開催国の決定に係る我が国の立候補に対する支持を要請したところ、メラフェ副大統領よりは、良好な日・ボツワナ関係に照らし、前向きに検討したい旨の発言があった。

2. ビービージョン・モーリシャス副首相

(写真)

(1)冒頭、高村大臣より、ビービージョン副首相の訪日を歓迎するとともに、モーリシャスはアフリカの発展のモデルとなりうる国である、国際場裡・地域共同体における同国のリーダーシップを高く評価する旨述べた。これに対し、ビービージョン副首相は、モーリシャスは民主的制度、人権および持続可能な開発を支持することによって恩恵を被っている、引き続き日本の支援に期待する旨述べた。さらに、高村大臣より、水産分野における協力を中心に、対モーリシャス支援を実施していきたい旨応答した。

(2)ビービージョン副首相より、日・モーリシャス政府間協議の枠組みの設立につき期待が表明されたところ、高村大臣より、引き続き事務レベルで検討していきたい旨応答した。

(3)高村大臣より、世界税関機構(WCO)事務局長選挙、国際刑事裁判所(ICC)裁判官通常選挙における支持を要請したほか、世界スカウトジャンボリー開催国の決定に係る我が国の立候補に対する支持を要請したところ、ビービージョン副首相より、良好な日・モーリシャス関係に照らし、前向きに検討したい旨述べた。

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