中東

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第4回日本・パレスチナ閣僚級政治協議の開催
(概要と成果)

平成19年6月12日

1.閣僚級政治協議の概要

(1)日時・場所

 6月12日(火曜日) 19時00分より、外務省飯倉別館にて開催

(2)出席者

(イ)日本側:麻生外務大臣、有馬政府代表、坂場外務報道官、奥田中東アフリカ局長、別所国際協力局長他

(ロ)パレスチナ側:アブ・アムロ・パレスチナ自治政府(PA)外務庁長官、シアム在京パレスチナ常駐総代表、ハーリディPA大統領外交関係顧問他

(3)経緯

 1999年10月のアラファトPLO議長訪日時に、河野外務大臣(当時)より、中東和平問題や対パレスチナ支援、及び日パレスチナ関係全般について協議するため、閣僚級政治協議を提案。2000年5月に第1回協議を、その後2002年12月に第2回、2004年2月に第3回を、いずれも東京で開催してきている。

 なお、PA閣僚レベルの訪日は、2005年のアッバースPA大統領の訪日以来。

2.閣僚級政治協議の成果

(1)今次協議においては、中東和平プロセスが停滞する中、一刻も早いパレスチナ治安情勢の安定化と中東和平プロセスの再開の重要性が確認されるとともに、治安情勢安定化への具体的対応、挙国一致内閣と和平プロセスの展望、及び日パレスチナ関係や地域問題について集中的な意見交換が行われた。

(2)麻生大臣より、対話を通じた和平実現の方針を堅持するアッバースPA大統領に対する強い支持を表明。同大統領を目に見える形で支えるとの観点から、大統領府を通じた直接支援、具体的にはノン・プロジェクト無償資金の供与を検討する旨表明した。

 また、我が国独自の取組である「平和と繁栄の回廊」構想について、3月の閣僚級4者協議立ち上げ会合での合意を踏まえ、6月27日に事務レベルでの第1回4者協議を域内で開催する旨述べるとともに、同構想の具体化に資するため、西岸地区のジェリコ・タイベ間道路修復事業にUNDPを通じて130万ドルの支援を行う旨表明した。

 加えて、パレスチナ自治区の治安情勢の悪化に対する深い憂慮を伝達の上、挙国一致内閣として、パレスチナ内部の衝突回避とイスラエルへのロケット攻撃停止に最大限尽力することを求めた。

(3)これに対しアブ・アムロ外務庁長官は、日本への招待に感謝するとともに、大統領府への支援を含め、我が国の対パレスチナ支援に対する謝意を表明した。

 また、我が国の中東和平問題への積極的取組を高く評価するとともに、一層の政治的関与への期待を表明した。更に、「平和と繁栄の回廊」構想についても、パレスチナ側として高く評価し、最大限協力する旨述べた。

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