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第6回六者会合に関する首席代表者会合
(7月18日~20日)

平成19年7月

1.会合の概要(プレスコミュニケ別添

(1)日程

 7月18日(水曜日)~20日(金曜日)

(2)議論の概要

1)「初期段階の措置」

 北朝鮮が寧辺の核施設の活動停止を行い、IAEAが北朝鮮で活動を開始したことを評価。全ての核計画の「一覧表」に関して一般的に議論。

2)「次の段階」の措置

 早期実施の必要性については認識の一致が見られたが、「次の段階」終了の時間的目途についてはコンセンサスを得られなかった。「次の段階」の措置の詳細(「完全な申告」に何を含めるか、「無能力化」の態様等)については、作業部会で議論を行い、次回六者会合でロードマップの作成を目指すこととなった。

3)六者閣僚会合を含む今後の取り進め方

 8月末までに「日朝国交正常化のための作業部会」を含むすべての作業部会を開催し、9月初めに第6回六者会合第2セッションを開催することに合意。その後、可能な限り早期に六者閣僚会合を開催することとなった。

(3)我が国の立場

 我が国からは、「一覧表」は包括的なものとする必要があること、「次の段階」の措置を迅速に実施し六者会合共同声明のバランス良い実施につなげていく必要があること等を発言。経済・エネルギー協力との関連では、日朝間の懸案に進展を見て日朝関係が改善するにしたがって我が国も経済・エネルギー支援に参加する用意がある旨を述べ、拉致問題を含む日朝関係を進展させる必要性を改めて強調。

2.日朝協議

 19日午後、1時間10分程度、日朝首席代表者間で協議を実施し、六者会合及び日朝関係につき意見交換。六者会合、日朝関係それぞれに問題があるが、それら問題の解決に向け、共に努力していくことで一致した。

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