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平成18年12月14日
1.12月14日午後7時40分から、安倍総理は、ナート商工大臣、及び、インド二大経済団体であるインド工業連盟(CII)、インド商工会議所連合(FICCI)、スズキ、ホンダ、トヨタ等の現地合弁会社の幹部等のビジネス関係者との懇談を行った。
2.冒頭、インド側より、概要以下のコメントがあった。
日印関係は高い潜在的可能性があり、日本企業のインドへのさらなる進出を期待している。自動車業界を始め、日本のブランド・イメージはインドでも高いので、さらに投資を拡大してほしい。
この関連で、ここ一年日本から多数の経済ミッションがインドを訪問したことは大変喜ばしい。こうしたミッションの訪印を通じて、日本企業関係者、特に中小企業関係者のインドに対する理解が深められたことを期待している。
来年は、安倍総理の祖父、岸信介総理がインドに来られてちょうど50年にあたる年であり、安倍総理にも来年是非インドにきて頂きたい。
3.これに対し、安倍総理より、概要以下のとおり述べた。
日印関係は経済的に最も可能性のある二国間関係である。今後、日本としては、インドのインフラ整備支援も重点的に行っていきたい。
日本からの貿易や投資が増えるためには、今回の経済関係者の訪問のようにビジネスマン同士で直接協議していくことは重要である。
昨年インドを訪問して、非常に魅力を感じた。その魅力をもっと多くの日本人に知ってもらいたい。来年は、日印観光交流年にあたり、人的交流が拡大することを期待する。