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平成21年度中東若手外交官等招聘（概要）
平成22年2月
吉良外務大臣政務官への表敬
地方視察
外務省は、2月12日（木曜日）から2月19日（木曜日）まで、平成20年度中東若手外交官等招聘を実施しました。
1.参加者
- サンドラ・スィモヴィッチさん（イスラエル外務省南・南東アジア部次長）
- ムッタシム・アリー・ハムダーンさん（パレスチナ自治政府大統領府儀典局次長）
- オマル・ヒシャーム・ガマールッディーン・モニーブさん（エジプト外務省大臣室外交官補）
- ヤシン・コチャルスランさん（トルコ外務省中東局外交官補）
2.概要
（1）一行は、日本滞在中、吉良州司外務大臣政務官への表敬、若手中東研究者や大学生との意見交換会、地方視察等を行いました。
（2）吉良政務官への表敬では、吉良政務官から、一行の訪日を歓迎するとともに、中東地域は、世界の平和と安定にとって、また、日本にとっても重要な地域である旨述べました。参加者からは鳩山政権の対中東外交政策についての質問等があり、活発な意見交換がなされました。
（3）参加者は、滞在中、広島と京都で地方視察を行いました。広島では秋葉忠利広島市長への表敬や、被爆者の講話を聞くなどしました。京都では着物の着付けや茶道体験、大学生との意見交換等を行いました。
（4）参加者からは、招聘期間中同じ時間を過ごし、継続的に議論や対話を行ったことによりお互いの理解が進んだなどの感想が寄せられました。
（5）なお、このプログラムは1996年より始まったもので、今年で13回目の実施となります。これまでに参加した若手外交官の数は、60名を越えており、帰国後もお互いに連絡を取り合っています。