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平成18年度イスラエル・パレスチナ合同青年招聘
（概要）
平成19年2月
1.本招聘事業の趣旨
イスラエルとパレスチナの2つの国家の平和的共存の実現に向けて、各界から将来を担うイスラエルとパレスチナ自治区の青年を我が国に招聘し、意見交換や様々な行事を共に過ごすことを通じて相互の信頼関係の構築を図るとともに、我が国の和平に向けた取組に対する理解を深めてもらうことを目的とする。
本件事業は1997年より実施しており、今回は第9回目。今回を含め双方より各々60名以上（併せて130名以上）を招聘した。
2.概要
（1）期間：平成19年（2007年）1月24日（水曜日）～31日（水曜日）
（2）被招聘者：イスラエル、パレスチナ自治区の各界（政府、議会、報道、経済、学術）からそれぞれ1名、計10名（20代3名、30代6名、40代1名）。
（2）表敬、会談：
- 浅野外務副大臣への表敬
- 中東和平問題に関心を有する国会議員との懇談
- 在京イスラエル大使館及び在京パレスチナ代表部への表敬
（3）意見交換会：
- 日・イスラエル・パレスチナ学生会議との意見交換会
- 有識者との意見交換会（中東調査会主催）
（4）視察先：
- 都内：浅草、秋葉原等
- 広島：平和記念資料館、マツダミュージアム（工場を含む）、宮島等
- 京都：清水寺、南禅寺、金閣寺、二条城等
3.結果
参加者より、現地では接触することさえ困難な両者が、日本で忌諱のない意見交換を行えたことが非常に有意義であったという意見が多く寄せられた。特に視察等を通じ共に時間を過ごすことにより、お互いに対する理解が深まったとの感想が寄せられた。また、様々な視察を通じて日本の伝統・文化・技術・平和への取組等に触れたこと、及び、視察、意見交換会、会談等における日本人との交流を通じて、日本に対する認識を深め、日本に対する良い印象が一層高まったとの感想が寄せられた。