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緒方外務省顧問とカルザイ・アフガニスタン大統領との意見交換
平成24年6月27日
27日、アフガニスタン・カブールを訪問中の緒方貞子外務省顧問は、カルザイ大統領と昼食懇談の形式にて意見交換を行ったところ、やりとりの概要は以下のとおり。
- 緒方顧問より、来月８日の東京会合の機会に大統領が訪日されることを楽しみにしている、と述べたのに対し、カルザイ大統領より、東京において表明する経済戦略の優先分野について政府部内で検討をしており、しっかりしたメッセージを発出したい、と述べるところがあった。
- 緒方顧問より、我が国が実施している５年間で約５００人の行政官を受け入れる研修プログラムにつき紹介したのに対し、カルザイ大統領より、日本の専門家育成の水準は非常に高い、そのような有意義なプログラムはより積極的に広報するに値する、と述べた。
- カルザイ大統領より、日本が昨年の震災と津波被害発生の直後に対アフガニスタン支援方針の継続を発表されたことに感謝している、日本の支援によってもたらされるアフガニスタンの経済的機会を活用いただくためにも、日本企業に是非アフガニスタンに積極的に投資していただきたい、と述べた。