省庁共通公開情報

I. 実施計画に基づく事後評価

I-1 地域・分野

(3)対中南米外交

施策名 3-1 中米諸国等との協力及び交流の強化
目標
1)経済関係の再活性化
2)国際場裡における協力関係強化
3)相互理解の促進
評価の結果
「目標の達成に向けて相当な進展があった。」
(理由)日墨EPAの発効に伴い、日メキシコ経済関係は拡大し、その他の分野でも、2004年の日メキシコ首脳会談で合意された各案件が着実に実施された。また、日・中米交流年についても、日本・中米首脳会談を始め様々な行事が開催され、安保理改革等の国際場裡における協力が確認されるなど、想定以上の進展があった。
今後の課題 平成18年度にはメキシコや一部の中米の国で政権交代がある予定のため、これまでの友好協力関係を新政権との間でも円滑に維持・強化出来るよう努める必要がある。
事務事業の扱い
  • メキシコ及び中米統合機構諸国等との経済関係再活性化のための取組の強化→内容の見直し
  • メキシコ及び中米統合機構諸国等との国際場裡における連携・協力関係強化→拡充強化
  • 周年事業の活用を含む人物・文化交流事業への取組を通じた相互理解促進の強化→今のまま継続
施策名 3-2 南米諸国及びカリブ共同体諸国との協力・交流の強化
目標
(1)経済関係の再活性化
(2)国際場裡における協力関係強化
(3)相互理解の促進
評価の結果
「目標の達成に向けて相当な進展があった。」
(理由)「協力」強化の一環として、伯とG4の枠組みで国連・安保理改革に向け協力して対処したこと、及び日・チリEPA締結交渉開始に合意したことは成果であった。また、「交流」の強化に向け、2005年度を通じ5人の元首を始めとする多数の要人の訪日が実現し、これらの国々と二国間関係強化や国際場裡における協力等に関する数多くの合意がなされたことは、当初の想定を超えて大きな成果であった。また、在日ブラジル人を巡る諸課題について具体的な取組が進められた。
今後の課題 2006年度は南米の多くの国において政権交代が行われる予定であるため、これまでの友好協力関係を新政権との間でも円滑に維持・強化出来るよう努める必要がある。
事務事業の扱い
  • ブラジル、チリ等の主要国を始めとする南米諸国との経済関係再活性化のための取組の強化→拡充強化
  • ブラジル等の主要国との連携強化、地域国際機関の枠組みの活用を始めとする南米諸国との国際場裡における協力関係強化→今のまま継続
  • 日系人及び周年事業の活用を含む人物・文化交流事業への取り組みを通じた相互理解促進の強化、在日ブラジル人を巡る諸課題への取組強化→拡充強化
  • カリブ共同体諸国との対話の促進と対日協力姿勢の確保→拡充強化
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