外務本省

シャーマン・カッツIIEアウトリーチ部長による柴山大臣政務官表敬

平成20年9月4日

(写真)
  1. 4日午後、柴山大臣政務官は、シャーマン・カッツPeterson Institute for International Economics(IIE)アウトリーチ部長と、自由貿易協定(FTA)・WTOや米中関係等について、意見交換を行った。
  2. 意見交換では、まず柴山大臣政務官が、貿易自由化に関し、国益を守ることと国際化していくことのバランスを取らなければならないと述べたのに対し、カッツ部長から、FTA交渉においてどの分野から始めるのか、タイミングも重要であるとのコメントがあった。
  3. また、WTO交渉に関しては、柴山大臣政務官から、ドーハ・ラウンドについて、日本は良い結論に向けて努力していくという立場であると発言したことに対し、カッツ部長は、これまでの7年間の交渉の積み重ねを無にすべきではなく、ウルグアイ・ラウンドの時がそうであったように、大統領選挙後のレイムダック・セッション中に交渉が妥結することもあり得るとコメントした。
  4. さらに、柴山大臣政務官が、米中関係について尋ねたのに対し、カッツ部長は、オバマ候補(当時)のスタンスとして、1)中国への経済的関与は米国に利益をもたらすため、より一層の中国への市場アクセスを求めていること、2)知的財産権と食品・玩具の安全に対する懸念、3)中国がWTO加盟時に約束した産業補助金の打ち切りの実現を求めていること、4)人民元が切り上げられるように、中国に求めていくこと、5)IMFによる監視も視野に入れていることを挙げた。
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