外務本省

日本赤十字社のジンバブエ・コレラ対応要員による御法川外務大臣政務官への表敬

平成21年1月

(写真)


  1. 1月20日(火曜日)、ジンバブエでのコレラ蔓延への対応のために先遣隊として派遣されていた日本赤十字社事業局国際部国際救援課長の菅井智氏及び同課職員の松本彩香氏が、御法川政務官を表敬し、同席した一時帰国中の森田幸一駐ジンバブエ大使も交え、現地情勢等に関する意見交換を行いました。
  2. 菅井氏及び松本氏からは、現地に於けるコレラ蔓延の状況や、ムガベ政権の下、経済が混乱し、水・電気・食料・燃料等が極端に不足する中での支援の状況が説明され、日本赤十字社としては、この様な顔の見える支援を実施することで、「オール・ジャパン」の国際協力として政府と協力していきたい旨の発言がありました。
  3. 御法川大臣政務官より、過酷な環境下で様々な困難を乗り越えながら現地で活動を続ける支援要員に対し敬意を表するとともに、引き続き活躍を期待する旨述べました。

日本赤十字社によるジンバブエにおけるコレラ蔓延への対応

 日本赤十字社は、ジンバブエで蔓延するコレラへの対応のため、平成20年12月中旬より、基礎保健分野の緊急対応ユニット(ERU:Emergency Response Unit)を派遣している。ERUユニットとは、大規模な災害に備えてあらかじめ緊急出動可能な専門家チームと必要な資機材を用意しておき、災害発生直後に、迅速な支援を提供する、主要国の赤十字社が保有するユニット。
 ジンバブエに派遣されていた第一班要員(医師・看護師・事務調整要員等)約10名は1月18日に帰国したところであるが、現在は第2班の約10名が現地で引き続き活動中。

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