平成21年6月16日
6月10日(水曜日)から12日(金曜日)まで、御法川外務大臣政務官は第12回アフリカ・パートナーシップ・フォーラム(APF)及びG8開発大臣会合に出席するためローマを訪問し、両会合に出席したところ、その概要は以下のとおり。また、御法川大臣政務官は、ベバリー・オダ加国際協力大臣及びギャレス・トーマス英国際開発省閣外大臣との会談も行った。
1. 第12回アフリカ・パートナーシップ・フォーラム(APF)への出席
10日(水曜日)、ローマにて第12回APFが開催され、我が国政府を代表して御法川外務大臣政務官が出席した。同会合にはG8、OECDの主要ドナー国、アフリカ約20カ国、AU等の地域機関、国際機関等から総勢120名を越える出席者が参加した。
フラッティーニ伊外相及びニャシンベ・トーゴ大統領による開会挨拶の後に行われた第一セッションにおいては、御法川外務大臣政務官より世界金融・経済危機のアフリカに与える影響への対応に関して、ドナー側を代表して基調講演を行った。講演の中では、我が国TICAD IVのフォローアップとして実施している数々の具体的な取組に触れつつ、危機の影響を受けるアフリカ諸国に対し、ドナー諸国が既存のコミットメントを着実に実施すること及びG20ロンドン・サミットにおいて合意された支援策を早期に実施していくことの重要性を訴えた。同会合では、この他に、アフリカの平和と安定、気候変動、APF改革等につき、活発な議論が行われた。

第12回アフリカ・パートナーシップ・フォーラム(於:ローマ)
2.G8開発大臣会合
11日(木曜日)及び12日(金曜日)、ローマにてG8開発大臣会合が開催され、我が国政府を代表して御法川外務大臣政務官が出席した。同会合にはG8各国のほか、アウトリーチ会合では、O5(ブラジル、中国、インド、メキシコ、南アフリカ)+1(エジプト)、NEPAD創設国及び議長国(前掲の南アフリカ、エジプトの他、アルジェリア、エチオピア、ナイジェリア、セネガル)、国際機関等から出席者があった。
会合では、1)金融・経済危機の影響に対応するための国際開発援助の優先事項、2)開発の新しいアプローチ(Whole of country approach)、3)分野横断アプローチの3つ議題について議論が行われた。
御法川外務大臣政務官からは、金融・経済危機への対応には、各国が協調して対応することが必要であり、各国が内需拡大と成長力強化を図ることが必要と指摘した。また、我が国は、アジアが「開かれた成長センター」となることが世界経済の回復にとり重要であり、我が国はアジア諸国に対し2兆円のODA支援を行うことを改めて表明した。さらに、アフリカについて、金融・経済危機の影響が深刻であり、我が国は、TICAD IVフォローアップ閣僚級会合において、対アフリカODA倍増を必ず実施するとともに、一部支援の前倒しを表明した旨言及した。

G8開発大臣会合(於:ローマ)