
マランティス米国通商代表部(USTR)次席代表による武正外務副大臣表敬(概要)
平成22年2月1日
- 2月1日(月曜日)午前11時から約30分間、武正公一外務副大臣は、外務本省において、来日中のマランティス米国通商代表部(USTR)次席代表の表敬を受けました。
- 表敬において、武正副大臣は、日米安保条約改定50周年に当たる本年は日米同盟を深化させる年である旨述べ、昨年11月のオバマ大統領訪日や1月の日米外相会談に言及しつつ、2010-11年に日米が順に議長を務めるAPECやアジア太平洋地域の経済課題における日米連携の重要性を述べました。先方は、APECでは、2010-11年を見据え、日米両政府間で良好な連携の土台ができており、また、それ以外にも、知的財産権分野、WTOドーハラウンドの前進など、日米が緊密に連携すべき分野は多い旨述べました。
- 双方は、日米経済関係の更なる深化、2010-11年APECやWTOドーハラウンドを始めとする経済分野での一層の連携強化につき一致しました。また、先方から、エコカー補助金制度、郵政改革、米国産牛肉輸入問題について提起があり、武正副大臣からは我が国の基本的立場を説明しました。