22日(火曜日)午前10時20分から約50分間,松本剛明外務副大臣は,来日中のクリス・スミス米国下院議員の表敬を受けたところ,概要は次のとおりです。
- 冒頭,松本副大臣から,同議員の訪日に歓迎の意を表しました。スミス議員から,米国下院議員となり31年目を迎えるが,これまで人権問題,難民問題等に力を入れており,最近は,国境を越えた子の連れ去り問題に取り組んでいる,日本のハーグ条約締結を期待している旨発言しました。
- これに対し,松本副大臣から,日本政府においてハーグ条約の締結の可能性について真剣に検討している現状等を説明しました。
- その後,様々な子の連れ去り事案や日本におけるハーグ条約についての議論の状況等について,副大臣から,本件を前に進めていくには関係者・国民の理解が必要と述べるなど,意見交換が行われました。
(注)ハーグ条約:国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約