2月13日、浅野勝人外務副大臣は、来日中のマスーム・スタナクザイ・アフガニスタン大統領顧問と約40分間会談したところ、概要以下のとおり。
アフガニスタンではテロ、麻薬、非合法武装集団の解体(DIAG)など困難な問題が多いが、これらの治安問題への対応はアフガニスタンの復興に不可欠である。DIAGやテロ対策特別措置法に基づくインド洋における海上自衛隊を通じた支援を含め、日本としても可能な限り支援していく。
(1)これまでの日本からの支援に感謝申し上げる。アフガニスタンの復興は2002年1月の東京会議で開始されており、これまでの同国の国造りは日本からの協力の賜である。治安分野では、元兵士の武装解除・動員解除・社会復帰(DDR)及びDIAG、インド洋における海上自衛隊の補給活動を通じた支援に感謝している。日本はアフガニスタンのみならず地域全体に大きく貢献しており、引き続き支援を宜しくお願いしたい。
(2)治安問題はアフガニスタン政府の最優先課題であり、国軍や警察といった治安機関の再建に努めてきたが、日本が主導したDDRの成功なしには国軍や警察の再建もあり得なかった。DDRは06年6月に完了したが、同国には依然として多くの非合法武装集団が残っており、アフガニスタン政府は、国民からの強い要望を受け、確固たる決意をもってDIAGに取り組んでいる。
(3)治安分野では、これまでも治安機関と国民及び国際部隊との連携が進むなど進展はあるが、一層の治安改善を促すためには、地方政府の強化、法の支配の確立、DIAGを含む治安分野改革の進展、雇用創出という包括的アプローチをもって対応することが重要である。また、地域の安定化のためにはパキスタンの協力が不可欠であるが、この点、日本は重要な役割を果たしており評価している。