Related Events 01 G20の意義をわかりやすく解説

講師の外務省職員により、外務省の仕事内容、G20の日本開催の意義が説明されました。講師は生徒たちに「朝食は何を食べましたか? パンを作る小麦の多くを外国から輸入しています。」と身近な食事を例に挙げ、国際的な課題が私たちの生活につながっていることを説明。子どもたちは真剣な表情で耳を傾けていました。
2019年6月28日、29日に大阪市で開催されるG20について、地域住民の理解を深めてもらうため外務省,大阪市の共催でサミット講座「G20サミットについて学ぼう!」を開催しています。この利用講座が2018年12月10日に開催されました。
参加したのは、首脳会合が開催される大阪市にある咲洲みなみ小中一貫校(大阪市立南港みなみ小学校及び南港南中学校)の小学6年生と中学1年生。学年ごとに午前、午後と2回の授業が行われました。
講師の外務省職員により、外務省の仕事内容、G20の日本開催の意義が説明されました。講師は生徒たちに「朝食は何を食べましたか? パンを作る小麦の多くを外国から輸入しています。」と身近な食事を例に挙げ、国際的な課題が私たちの生活につながっていることを説明。子どもたちは真剣な表情で耳を傾けていました。
参加した中学生は、「今まで政治に関心を持っていませんでしたが、これからは真剣に耳を傾けていきたいと思いました。」,「G20は自分たちには関係ないと思っていましたが、身近な環境問題なども話し合うと知って驚きました。」と、G20を身近に感じられたようです。
中学生向けの講座で挨拶をした大阪市の吉村市長は、「G20にはトランプ大統領やプーチン大統領、中国の習近平国家主席も来ます。まさに世界の中心的な会議がここ住之江のインテックス大阪で行われるということです。世界に触れて、将来世界で活躍したいなと思う人が一人でも出てくれることを期待します。」と、子どもたちに語りかけました。
G20の準備を担当する大阪市職員は「大阪にはたくさんの観光地も、おいしい食べ物もあります。隣には京都も神戸もあります。関西全体がこんなに素晴らしい街なんだよということを世界中にアピールしたいと思います。」とG20が大阪のPRにつながることを説明しました。
咲洲みなみ小中一貫校の校長・髙島裕二さんは、「子供たちにいろんな経験をさせたいと、会場校に手を挙げました。この講座をきっかけに、世界を飛び回るような仕事をしてみたいなど、子供たちの夢が広がったらいいなと思っています。」と語りました。
本講座は、来年3月までの間に、住之江区内の小学校及び中学校の全14校で開催する予定です。